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こんにちは、七種です。

今日は、値引きについて。

値引き→ビジネス上では、よく使われていますね。
値引きをすると、商品がよく売れて、会社が儲かる=利益が出る と、思いがちです。

でも本当は違います。

値引きは利益にならない

極力値引きは避けるべき行為です。

理由は・・・・・。

値引きをするということは、売値から粗利(=売上-仕入原価(製造原価)) 部分を引くことになるからです。

会計上では、売上高から仕入原価を差し引いた粗利からさらに人件費や諸経費などを引いて利益を出します。
諸経費もろもろを差し引く粗利が、値引きによって減ってしまうとどうなるか?

粗利より諸経費の方がかかっていたら、すぐに赤字転落です。
仮に、粗利が大きくて少しくらいの値引きではすぐに赤字にならなかったとしても、値引きによる痛手は大変大きなものとなります。

例えば、売値(売上)100万円の商品があったとします。仕入原価は75万円。粗利は25万円ですね。

利益計算の指標となる
粗利率=粗利÷売上 は、25%。

この商品を10万円値引きするとします。

粗利は25万円から15万円へ10万円減少します。
この、減少した10万円を取り戻すには単純に売上を10万円上げれば良い、というものではありません。

値引き前と同じ利益を保つには、値引き前の粗利率(粗利÷売上)25%分を取り戻さなければならないのです。
といことは、値引き10万円分が粗利率25%に相当しないといけない→10万円÷粗利率25%=40万円。

なんと値引きの金額の4倍 
もの売上を上げなければならないのです。

その労力とは大変なものです。

値引きをする前に、
・値引きをすれば商品が沢山売れるのか?
・値引きをしなければ売れないのか?
・そのほかに利益を稼ぎ出してくれる商品があるのか?

などなど、様々な要件を考慮する必要があります。
会社の経営状態、取っている戦略によっても変わってきます。

単純に売れないから値引きする、ということは避けた方がよいでしょう。
むしろ、値引きしなければ売れない商品は、改良もしくは撤退も視野にいれた方がいいかもしれません。

では、なぜ大型量販店はガンガン値引きをしているのか?
その理由はまた次回・・・。


(七種 美沙紀)
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2012.02.05 Sun l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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