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おはようございます、堀田です。

ファクタリング契約についてまとめることがあったので、
備忘録としてブログ記事にしておこうと思います。


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● ファクタリング契約とは
   … 債権を買い取ってその債権回収を代行する金融サービス。
     一般的に、債権者、債務者そしてファクタリング業者(主に銀行等金融機関会社、
     または商社系金融会社などのノンバンクの会社)の三社間契約によって契約締結、
     スキーム形成される。
     手形決済と似ている点が多く、実務上手形決済からの切り替えるケースが多い。


● 手形決済との共通点と相違点
   ○ 債権(債務)の確定から代金の回収(支払い)まで支払い猶予期間がある。
   ○ 金融機関で期日前割引決済を受けることができる。
   ○ 第3者へ手形(信託受託権)を売買することも可能。
   × 手形が存在しない。
    (信託受託権(=支払を受ける権利)を通知される。)
   × ファクタリング業者へ債権譲渡した際、貸倒リスクが移転する。
    (ファクタリング業者は債務者の返済リスクについて保証義務がある。)
   × 債権者、債務者にファクタリング業者を含めた三社間契約が締結される。


● ファクタリング契約の目的
   … その主たる目的は債権の流動化による資金調達性の向上と債権回収コストの削減。

   ⇒ 債権の流動化機能は、手形の裏書譲渡や期日前割引決済等で補完されてきた。
     他方、ITの進歩により債権回収のコストダウンのメリットがより強化される。
 
● メリット・デメリット
  <債権者>
   ○期日前割引決済可能
   ○貸倒リスクをファクタリング業者へ転嫁
   ○債権回収コストの低減
   ○手形紛失リスクの削減
   ×手形割引率<ファクタリング割引率ならば損
   ×ファクタリング業者破綻の場合債務者への直接取立て不可

  <債務者>
   ○手形発行コストの低減
   ○手形紛失リスクの削減
   ×ファクタリング手数料の負担発生

  <ファクタリング業者>
   ○回収額と支払い額の差額が収入
   ○スキームシステム利用料収入
   ×貸倒リスクの引受け

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要するに【手形の電子化メリット+貸倒れリスクの保証】という点がキーワードですね。

手形決済にかかるコストをファクタリング契約にすると削減できるメリットがあり、
加えて貸倒保証までつけることも可能な金融サービス。
(貸倒保証については要確認)

手形決済を多用する関与先へ提案してみる価値ありです。


(堀田)
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2011.09.20 Tue l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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